漆芸しばたぬりもの・やきものクリニック気になる修理Q&A
漆芸しばたは、伝統工芸青山スクエア(旧全国伝統的工芸品センター)にて 漆器・陶磁器の無料相談・修理を40年以上にわたり行っています。
お知らせ
漆芸しばたをご愛顧いただき誠にありがとうございます。
漆芸しばたは、2024年4月19日に新店舗をオープンしました。
場所はこれまでと同じトーシン信濃町駅前ビル3階です。
当店では前社長が40年以上大切にしてきた漆器と陶磁器の修理を続けてまいります。
修理の継続は、お客様の暖かい声援のたまものであると深く感謝いたしております。
修理と同時に、漆の品のお誂えなどにもお応えしつつ、使い方や手入れの方法などをご紹介します。お店のキャラクター「およねさん」とともに和くらしを盛り上げてまいりますので、お引き立てのほどよろしくお願いいたします。
「およねの感動 その2」 2024年08月22日
「万年筆に螺鈿ができますか?」というお問い合わせを、今年4月、しばた新装開店の日にいただきました。「美術館で螺鈿に感動した母に、これまでの感謝を込めて贈るのだ」という若いお客様のご希望は「桜と天の川と三日月」。これを蒔絵師に伝え、お客様とご相談しつつ仕上がった漆黒の万年筆。そこには、夜桜が星そして三日月へとつらなる図柄と、細かい螺鈿がきらめく優美な世界がありました。自分のものとして自慢したくなったといいながら、母が大喜びした様子をうれしそうに伝えてくださったことに、およねは感動して震えたのでした。
※本人の許可をいただき掲載しています。
「万年筆に螺鈿ができますか?」というお問い合わせを、今年4月、しばた新装開店の日にいただきました。「美術館で螺鈿に感動した母に、これまでの感謝を込めて贈るのだ」という若いお客様のご希望は「桜と天の川と三日月」。これを蒔絵師に伝え、お客様とご相談しつつ仕上がった漆黒の万年筆。そこには、夜桜が星そして三日月へとつらなる図柄と、細かい螺鈿がきらめく優美な世界がありました。自分のものとして自慢したくなったといいながら、母が大喜びした様子をうれしそうに伝えてくださったことに、およねは感動して震えたのでした。
※本人の許可をいただき掲載しています。
トピックス
本年1月1日の能登の地震に際しましては、早速ご丁寧なお見舞いをいただき心より御礼申し上げます。おかげさまで、輪島の職人は全員無事で、クリニックのお預かり品も無事に保管できております。
工房と住居を失い、漆の仕事は止まりましたが、作業再開へ向けて少しずつ環境を整え、歩みを進めております。修理品のお預かりは承っておりますので、お問い合わせください。
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