再生漆器とは

 リボーン漆器(再生漆器)

再生(reborn)漆器とは、漆芸しばたと伝統工芸青山スクエアと共同で企画し、作成された新しいスタンスの漆器です。高価でなかなか手に届かない漆器を身近に感じて頂く為に、また伝統工芸・文化を末永く愛して頂けるように、ギリギリまで価格を下げてご提供させて頂いております。使用されなくなった中古漆器を「善意の贈り物」として大切に譲り受け、その漆器を再加工して再生漆器にします。これは長年、漆器修理を専門にしてきた漆芸しばたならではの発想と技術で誕生した全く新しい漆器です。ですので修理と同様、元々の漆器の風合いを残したい場合は、生漆を使用したもの、全く塗り替えて新しくするものと二通りの再生方法を、漆器に合わせてお選び頂く事が可能です。

                           ⇒再生商品一覧はこちらからです。

Ⅰ. 圧倒的な安さ
既存の漆器を使用することで、完成までの工程、期間を半分以上短縮する事が出来ます。中でも木地作りは四職種に分かれるほど難しいもので、その工程を省く事は大幅なコストカット(新品の二分の一から三分の一の価格実現)につながります。

Ⅱ. 新品同様の仕上がり
通常の修理とは違い、電動ろくろを使用して表面の汚れを落とし均一に研いでいきます。その後下塗り、中塗り、上塗りと計三回漆を塗っていきます。漆の高い抗菌作用とも相まって、リサイクル=不衛生というイメージは払拭され、新品同様にリボーン漆器として新しく完全に生まれ変わります。

Ⅲ. 人や環境に優しい究極のエコ製品
漆器は全て自然素材で出来ていて洗う時は洗剤いらず。環境を汚しません。そして修理をすれば何十、何百年と受け継いでいけます。その漆器を廃棄せずに、新しくリボーン漆器として生まれ変わらせます。究極のエコ製品といっても過言ではありません。

Ⅳ. 伝統工芸青山スクエアと共同企画
伝統工芸を復活させる取り組みの一つとして、再生漆器(リボーン漆器)を青山スクエアと共同で企画し、作成しました。資源の有効活用、漆器の保全、格安のご提供の実現を可能にしました。