漆芸しばたでは、思い出のある器の修理再生に長年力を注いできました。
その中で、びっくりするような出来栄えのものに出会えることがあります。今回は、そんな嬉しいお直しの実例をご紹介します。
「毎日、このお椀でお味噌汁をこれでいただいてきたら、こうなったんだけど、捨てられないの。」とご相談をいただいたのは、大ぶりの朱と黒のお椀。傷みがかなり激しく、全体修理を承りました。そしてできあがったのは、生まれ変わったこれぞ漆の美しいお椀。お願いしてくださった方かも大満足でした。
お椀のリフレッシュに、およねも喜びをともにすることができました。 漆器の修理は石川県の輪島の匠たちの手によって、古い漆を剥がして、下地、中塗り、上塗りと時間をかけて直します。工程によっては、直し手が少なくなっており、今は半年以上、一年ぐらいかかる場合もあります。けれど、蘇った漆器はまた何年もくらしに寄り添う相棒となってくれます。自分にとって大切な器については捨ててしまう前にぜひ一度ご相談ください。
修理前


修理後







