漆芸家・板谷光治(1925~2006)が制作した猫の漆絵(沈金)です。毛の一本一本にまで躍動感を感じさせる猫の姿を、高い沈金の技術で立体感を出しながら、見事に表現した珠玉の一品です。
横50cm×縦38cm(絵) W79cm×D66cm×H8cm(額)
※板谷光治:漆芸家。人間国宝の前大峰(1890~1977)に師事し、平面的な沈金の技法で動きや立体感を表現する、芸術性の高い技を受け継ぐ。昭和63年第35回日本伝統工芸展では文部大臣賞を受賞。